経験者が話す。社会人経験者が働きながら准看護師を目指すなら。この仕事しよう

看護師雑記

 

社会人経験者がこれから准看護師を目指すなら知っておくべき点

 

う”ぇる
う”ぇる

こんにちは。う”ぇるです。

自身も社会人を経験し看護師を目指した1人です。

「これから看護師を目指したいけど、一度社会人を経験しいているから勉強についていけるか不安。」「金銭面を考えると不安でしょうがない」と悩む人も多いかもしれません。

自身の経験を踏まえ、参考にして頂けたら良いと思います。

う”ぇる氏は現在看護副師長として働いています。

看護師になったのは13年前。

高校を卒業後、約10年間は全く医療とは関係のない仕事に就いていたのです。

そこから看護の世界を目指し現在に至ります。

約10年以上前から社会人から看護師を目指す人は少なくありませんでした。

ですが近年、社会人を経験して看護師を目指す人は更に増加傾向にあるのです。

自分次第で目指すことが可能な職業とも言えるのです。

 

看護学校の入試のは大きく分けて3つ

社会人から学生に戻る場合に不安となるのが受験入試ではないでしょうか。

何年も学生から離れて高校時代の勉強なんて忘れてしまった。

なんて思うこともあるでしょう。

 

う”ぇる
う”ぇる

実際にう”ぇる氏もここの入試面はすごく不安でした。

と、言うのも中学、高校時代と全く勉強をしてこなかったからです。

 

 

成績も底辺。学が全くないのです。

そんな勉強を全くしてこなかった人間が入試に合格するのかなんて不安しかないのです。

社会人から看護師になるためには

  •  4年生大学(正看護師)
  •  3年生専門学校(正看護師)
  •  2年生専門学校(准看護師

とういうパターンになります。

しかし、3年生の専門学校にしろ、4年生の大学にしろ入試試験は国語、数学、英語、小論文、面接と学がない自分にはハードルが高すぎたのです。

チャレンジはしたものの入試問題は全く解けず不合格。

最初は准看護師の道を進むことにしました。

准看護師は中学卒業でも受験資格があるため、入試問題も中学生レベルになります。

とは言ってはも全く勉強をしてこなかったう”ぇる氏は中学生の勉強からやり直しました。

そして准看護学校に入学することができたのです。

 

同じ学生でも高校卒業生と社会人生の違い

同じ看護学生に入学といっても、高校卒業したての学生と社会人からなった学生では圧倒的な違いがあります。

それは覚悟です。

高校卒業から看護学生になった人はそのまま、また学生となっているんで、高校時代の学生気分が抜けていません。

しかし、社会人経験者は働くことへの厳しさをしり、マナーも知り、覚悟を決めて学生に戻っているので、とにかくまじめなのです。

準看時代、社会人経験者は10人程度いましたが、成績はみんなトップクラスです。看護学校に入学すれば、高校のような国語、数学、英語などといった授業はありません。

 

う”ぇる
う”ぇる

すべての授業が医療や看護といった専門分野。

高校卒業後だろうが、社会人だろうが全員がゼロからのスタートなのです。

 

 

これから看護師を目指す人は決して不利ではないということです。

 

看護師免許を取得するなら正看護師の資格を取得を視野に

社会人の中に主婦の人もいれば、子供がいる人などさまざまな家庭環境があります。

環境が許せるのであれば正看護師免許を取得することをオススメしたいです。

准看護師と正看護師では、違いがあれど、業務内容も精神的負担も一緒です。

なのに基本給は3~4万程度変わってくるのです。

診療報酬のことを考え病院によっては、准看護師を採用していないところもあります。

准看護師から正看護師になるには、また専門学校を受験し2年間通う必要がありますが、正看護師の方がメリットは高いと言えるでしょう。

 

准看護学校へ入学した人は実際に現場で働くのもオススメ

これは独身の人に限ってしまうかもしれませんが、准看護学校に入学すると、授業は午前や午後などの半日の授業となります。

う”ぇる
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その空いている時間を病院や施設で働くのもオススメです。

実際に現場で働くことでメリットもたくさんあるのです。

  • コミュニケーションスキルが養われる。
  • 実際の現場が勉強になる。
  • 看護実習に役立つ。
  • 就職後に役立つ。
  • 奨学金を受けることができる。

 

コミュニケーションスキルが養われる

実際に現場で働くことによって、働いている看護師にアドバイスをもらったり、スタッフや患者さんとのコミュニケーションスキルが養われます。

残念ながら病院には病院特有の人間関係があったり、患者さんも病気で入院し、治療に対する不安や入院生活に対するストレスなどもあります。

そういった対処をどのようにコミュニケーションをとって対応しているか。

実際に眼で見ることもできるのです。

 

実際の現場が勉強になる

上記でも書いたよう実際の現場はコミュニケーションスキルが養われます。

また、直接は関わらないにしても看護処置や医療機器、術後患者さんや急変など見る機会も多くなるのです。

そのため免許を取得してからも、イメージでがきているため、仕事がしやすくなります。

もちろん、免許はないため、看護補助や介護士という立場にはなりますが、実際の現場を眼で見ることは何よりも勉強になります。

 

看護実習に役立つ

実際に病院や施設で働くことは、看護実習にも役に立ちます。

病院では患者さんのケア面にも携わるため、看護実習でも必要物品が把握しやすかったり、衣類の着脱、シーツ交換、車椅子移乗なども全く経験がない人よりかはスムーズに行なうことができるのです。

また看護師にアドバイスをもらったり、患者さんの疾患から採血データーを見せてもらって学ばせてもらったりもすることができるのです。

これは病院で働いているからこそできる特権でもあります。

 

就職後に役立つ

資格を取得していなくても患者さんのケアなど携わってきたことは、就職後にもスムーズに行なうことができますし、点滴などの治療も実際に眼にしているので、なぜその点滴を使用するのかも把握しやすくアセスメントにつながりなすいのです。

う”ぇる
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同期でも全くの未経験者に比べたたら、う”ぇる氏は独り立ちも早かったです。

 

奨学金を受けることがでできる

病院によっては奨学金制度を設けているところもあります。

奨学金も全額負担してくれるところもあれば、一部負担など病院によって変わってくるでしょう。

社会人を経験していると、ある程度お金を稼ぐことをしているため、今更、学費を親に頼むことはできないしローンは組みたくない。

生活レベルもあまり下げたくないと考える人もいるでしょう。

十分な貯蓄があれば問題はありませんが、できるだけ学費を浮かせたい人、お礼奉公をしても良いと考えている人は奨学金制度を受けると良いでしょう。

う”ぇる
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もし奨学金を考えている人は、奨学金制度を取り入れている病院を一覧にしているサイトがありますのでご参考までに。

意外と知らない!?看護奨学金のアレコレ|看護師になろう
看護奨学金と普通の奨学金は何が違うの?看護師を目指す看護学生や高校生に看護奨学金の仕組みをご紹介します。知れば納得、看護奨学金!

 

准看護学校へ入学した人の現場で働くデメリット

実際に現場で働くことによってメリットもありますが、デメリットもあります。

  • 休日が少なくなる。
  • 実習やテスト期間中でも働かなくてはいけない。
  • 奨学金がある。

 

休日が少なくなる

病院などで働きながらになると、病院にもよりますが、家に帰宅する時間が遅くなったり、休日が少なかったりする場合があります。

准看護学校の場合は半日授業としているところが多いです。

出勤日:月~金曜日、土曜日は1日勤務

業務時間:7時~昼12時まで勤務、学校終了後、18時~21時まで勤務

といった病院もあります。

う”ぇる
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う”ぇる氏は学校に通いながらまさにこの勤務体制でした。

一度社会人を経験しお金を稼いでいるため、全くお金が無くなってしまうことに不安がでてきたり生活ができなくなります。

アルバイト程度でお金を稼ぐにしても、学校に通いながら働くには決して楽とはいえないかもしれません。

病院で働く場合は、勤務体制をしっかり確認してから決めた方が良いでしょう。

 

実習やテスト期間中でも働かなくてはいけない

これも病院によります。

う”ぇる氏は実習中やテスト期間中は勤務を仕事を免除してくれる病院でもあったため良かったですが中にはテスト、実習期間中など関係なく仕事をしている人もいました。

実習の記録も仕事が終わってからになるため、睡眠不足になっている人も中にはいましたし、テスト期間中も仕事をしていたため、もちろん成績も落ちます。

病院で働くにしても、こういった悪条件の場所は確実に避けて方が良いでしょう。

 

奨学金がある

奨学金を受けることはメリットの1つでもありますが、デメリットでもあります。

奨学金制度を利用すると、2~3年間病院で働いてくれたことで学費は返さなくていいですよ。

というシステムになりますが、2~3年間はその病院で縛られるということになります。

もしこれが、奨学金返済前に辞めてしまったりすると、残りの学費を数%上乗せして返済しなくてはならなかったり、一括で返済しなくてはならなかったりします。

奨学金を受けるが故に、先ほどにも書いたように勤務体制やテスト、実習期間中も働くといった縛りが強くでてきくるのでデメリットにもなります。

 

看護補助者や介護士の転職サイト

准看護学校に通いながら、看護補助者や介護士として病院や施設で働きたいと考えている人。

自身で探すのは大変だったり、どの病院が准看護学生を採用しているか、わかりずらいこともあります

そういった時は、転職サイトを利用するのがオススメです。

自分の条件を提示し、サイト側が確認をしてくれたり、交渉を行なってくれます。

無料で行なってくれますのでぜひ参考までに。

介護JJ

ケアジョブ

 

 

まとめ

一度社会人を経験してしまうと、勉強や金銭面など不安になることもあります。准看の学校通いながら仕事を両立させることも決して楽ではありません。しかし、学校に通いながら病院などで働くとができるのは、准看護師という専門学校に通っているからこそできるメリットでもあります。その経験が就職後にも大きく役立つことは間違いないでしょう。

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