「新人看護師が患者に前で泣く」あり。それともなし。答えは

新人看護師

「新人看護師が患者の前で泣くのってあり?なし?」

これは場面にもよると思います。

告知や余命宣告を受けて泣くか死に直面して泣くでは変わってきます。

告知や余命宣告され患者さんの目の前で泣くのは患者さんもそれを見て「共感してくれてありがとう」って思う患者さんもいれば、余計にブルーになる患者さんもいると思うのでその場面で泣くのはなし。というか注意が必要になってくるのではないかと思います。

しかし、患者さんが亡くなった場面では泣くのはありだと思っています。

「患者さんの前や家族の前で泣くのはダメ」という先輩ナースもいるでしょう。

本当にそうなんでしょうか?

う゛ぇる氏は「全然泣いても構わない」と思っています。

といってもウァンウァン泣くまではどうかと思いますが(;^ω^)

ナースという職業は生と死の狭間をみていくことも多々あり関わっていくわけです。医療のプロとして関わっていくわけではありますが、ナースといっても「1人の人間です。」感情があるわけです。

そしてその患者さんと深く関わっていけばそれだけ感情移入もしやすくなるのではないでしょうか。

その人の性格にもよりますが感情をコントロールすることはとても難しいことだと思います知識や技術の日々のトレーニングとは違うのです。

悲しくて泣くだけではなく、楽しい、うれしくて笑う腹が立って怒ると同じではないでしょうか。

これができるのは人間だけなんです。

それが人間なのですだから「患者、家族の前で泣くんのはあり」ではないでしょうか。

家族もナースのそんな場面みて怒る人はいないと思います。

むしろ、「それだけ関わってくれた。」と思ってくれるのではないでしょうか。

う゛ぇる氏も10年以上ナースをやっています。

もちろん、死や告知、余命の場面にも多く関わってきました。

それでも尚、複雑な気持ちになるのです。

そして、ナースいう立場上、慎重に考えて行動していかなくてはなりません。誰より辛いのは患者やその家族です。その辛い思いをしている患者、家族にナースは向き合っていかなくてはならないのです。

患者、家族に何をしてあげたらいいのかわからないことも多いと思います。

う゛ぇる氏は無理に何かをしようとしなくていいと思っています。普段関わるケアの中で

患者さんが少しでも水が飲めて、食事が取れた。声かけに目を開けた、動いた。などちょっとした変化に目を向けて患者さんやその家族に話すだけでもうれいしと思います。

よくナースは患者に寄り添った看護だとか家族に寄り添った看護だとかありますが、これをしたから正解というにはありません。

それそのものをはかる物差しはありませんから。

患者や家族とその時に「共感する」というそのもの行為が寄り添った看護にもなってくるのではないかと思います。

少し話はズレてしまいましたが、泣いたり、笑ったり、怒ったりする感情は時には我慢も必要になってきますが、その自分の感情を大事にしてこそ相手のことを理解することにもつながってくると思います。

決して患者の前で泣くことは「なし」ではないですよ( ´∀` )

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