「こんな先輩ナースとは付き合うな!」
仕事をしている上で必ずといっても、よい程、恐~い先輩ナースの存在がいるでしょう。

通称「お局さま」言われているのではないでしょうか。
恐くても適切に指導してくれる先輩ならまだいいでしょう。
しかし、恐いうえに理不尽だったりすると、これはただ単に悪魔です。
ここで、こんな先輩ナースの注意点と対応策を記事にしたと思います。
要注意先輩ナースの例
・ナースコールをとらない、聞こえないふりをする。
・ずっとカルテをいじっている。
・人に言う割には、自分はやらない
・口を開けば文句。
・医師の前では女になる。
・絶対に謝らない
大体、こんないったタイプではないでしょうか。
簡単に言えば「自分のことしか考えていない」先輩ナースです。
こういった先輩ナースは、長年働いてくると、いろいろな面で経験が豊富になってくるので悪知恵が働いてくるのです。
「こういった時はこうすれば自分は動かなくていいとか。」自分が面倒な時は「これも勉強だから。」と言い新人や後輩に任せて新人や後輩が怒られる。みたいなこともあります。
確かに指導として行う事もありますが、そういう先輩ナースは「一緒についてくれたりフォローしてくれたりします。」

う”ぇる氏も経験があります。
う”ぇる氏はその時すでに5年のナース歴があり既卒としてその病院に入りました。
元々ICUの経験があったためICUを希望して入職しました。
なのである程度患者のアセスメントはできます。
ある時、夜勤の練習で10年以上その病院で働いている先輩ナースと一緒になりました。
そして夜勤では不穏の患者がおり軽い鎮静をかけていたのですが、不穏症状がひどくなってきたのです。私もそれが解かっていたため、そばで話を聞いたり、話したりして対処していたのですが、一行に落ち着く気配がなかったので先輩ナースに相談したのです。
その先輩ナースは「不穏だから先生に電話して!!!」すごい剣幕で言われました。
う”ぇる氏はまだその病院に入職して数週間しか働いていません。いくら既卒とはいえ右も左も上も下も解からないのです。患者さんの状態を伝えることはできます。しかし、どこに電話して誰に相談すればいいのかわかりません。
う”ぇる氏は「どこの番号の誰に電話をしたらよいですか?」と聞きました。
そしたら、その先輩ナースは「え?知らないの?知らないのに夜勤やってんの?」
と言われました。

それを教えるのがお前らの仕事だろ(# ゚Д゚)
と思いました。
そして医師に電話しその医師は来てくれました。
その医師はその病院の医師でも上の方の存在で患者さんもとに行き話をしました。患者さんって医師の前だと不穏症状が落ち着いたりすることがあります。しかも医師はずっとその場のいて見ている訳でありません。様子を見にきて話ししてもものの1~2分です。
その間で不穏症状が出るとは限りません。
しかし、その医師と患者さんの会話は確かに噛合っていました。
そしてその医師はう”ぇる氏に「あれは不穏じゃない。鎮静の量をあげる必要はない。何を見ているんだ。」と怒られました。
その事に対してはう”ぇる氏は何とも思いません。「まだまだ、アセスメント不足だな」と反省したぐらいです。
一番ムカついたんは「電話して!!!」といったその先輩ナースです。
医師に報告した時にも知らんふり。
医師が来た時にも知らんふり。
医師に怒られた時も知らんふり。
その医師と先輩ナースの間ではフォローどころか、一言も会話がなかったのです。
そして、その先輩ナースはう”ぇる氏に対しても何も言わなかったのです。
そんな事が続きました。
しかも恐ろしいのが、その病院には、そんな先輩ナースが「ゴロゴロいたのです。」
う”ぇる氏も自分が悪くて怒られるのは構いませんが、理不尽に怒られるのは納得いきませんでした。
・確認もせずミスを自分のせいにされる
・絶対に謝らない
・指導すらない
・医師の前では女になる。

もう、うんざり。
何よりも人間が持っている感情や礼儀などが全く感じないので、人間と働いている感じがしなかったのです。
上記でもあげた要注意先輩ナースにすべてが当てはまっているわけではありませんが、

このままだとう”ぇる氏自身辛くなってくるので行動しました。
ここで対処したポイントあげたいと思います。
・辛くてもあいさつ、お礼はする。
・間をみて積極的声をかける
・時には関わらないことも意識する
です。
こんな辛い状況でも必ずナースステーションに響きわたるぐらいあいさつをしました。
そして朝来たときや帰るときに休憩室であった先輩ナースにあいさつした後、
「昨日はありがとございました。本当に助かりましたよ。○○さんいなかったら気がつかなかったかもしれないですよ~」とか「○○さんいなかったらもっと遅くなったかもしれないですよ。」みたいに会話をするようにしていったのです。
そして声をかけるのも不安はありましたが、報連相のときにも間をみて声をかけていったのです。しかも、これは男性だったから使えた手だったかもしれませんが、報連相するときにできるだけ近くに寄っていったのです( *´艸`)
そこで離れるようであれば、次からはある程度距離をとるようにし離れなければ、その距離を維持するようにしていきました。
そうしたことで、中には先輩ナースから近寄って更に寄って来る先輩ナースもいました。

近過ぎねっ(^▽^;)
たまに思う事も。
そして先輩ナースを観察して後、今日は何だか機嫌が悪そうだなって思ったら、その日は極力関わらないことです。
その人が何で機嫌が悪いのかは知りません。
むしろどうでもいいのです。
あくまでも自分が精神的に安定して業務する上での手段ですから。
しかし、いつも声かけるのに、今日は声をかけないっているのも変になるので、機嫌が良くなりそうな時間帯。例えば休憩前や業務が終わって帰る時に、

「今日○○さん忙しかったですね。自分何もできずにスイマセン。」とか「さすがにあれはヒドかったですね」
みたいに、自分も先輩ナースを見ていましたよ。お疲れさまです。的な感じで接していったのです。
そうすると先輩ナースも少しずつ声をかけてくれるようになったり理不尽な事は減っていきました。
ただ、これは全員ではないです。中には全くダメな先輩ナースもいましたが、自分が行動したことにより変化があったことも確かです。
精神的に辛さは最初の時に比べれば楽になりましたが、どうしても何の変化もない。人間と一緒に働いている感じがしないヒドイ先輩ナースが4人いたのでそっちに圧倒されてしまい、さすがに体調に変化が出てきたのでその病院は辞めることにしました。
自分の身を守るためにも時にはその場から離れることも大切ですからね。
なので、もし要注意先輩ナースがいたら
・辛くてもあいさつ、お礼はする。
・間をみて積極的声をかける
・時には関わらないことも意識する
を一度は試してみてはどうでしょうか。
う”ぇる氏はあまりにも要注意先輩ナースが多すぎて対処できずに最終的に辞めてしまったのは確かですが、変化があったのも確かなので、試してみてダメだった場合は転職も視野にいれるべきだと思います。
どんなに偉かろうが何だろが所詮先輩ナースも他人ですから振り回されず、それに付き合う必要はありません。楽しいワークライフバランスを送っていきましょうや。٩( ”ω” )و
コメント