業務を効率よく覚える人と悪い人の差
こんにちはう”ぇるです。
今回「業務を効率よく覚えられる看護師と悪い看護師の差」について記事にしてみました。
私たちナースは業務を行なうために、たくさんなことを覚えなくてはなりません。
疾患や治療方法、薬剤、技術。それに加え情報収集の方法や記録の書き方、書類の書き方までもう目まぐるしいほどです。
こういった普段から行う業務の中でも、覚えが早い人と、覚えが悪い人がいないでしょうか?
新人にしても「私の方が仕事覚えるのが遅い。仕事ができない。」「同期なのにあんなに仕事をこなしている。
3年目ナースにしても「同期なのにあんなにもスムーズに仕事をしている。」「仕事を任せられている。」と思ったことはないでしょうか。
実は頭の良い、悪いは関係ない
こういった頭が良いから仕事を覚えるのが早い、頭が悪いから仕事を覚えるのが遅いなどとは、実は全く関係がないのです。
おそらく看護師をしている人は、すでにそう感じたり、経験している人はいるのではないでしょうか。
私たちは、看護師になる前は必ず看護学校に入学して、そこで基礎的なことを学びます。
そこでも疾患、薬剤、解剖生理、看護技術など、とにかくとんでもない量の基礎を学ぶのです。
しかしそれをすぐに活かすことはできません。
では、学校では何でその理解度を図るか?

学校ではテストや実習で、その理解度を図られているのです。
当たり前と思われるかもしれません。
しかし、ここで理解してほしいのが、必ずしもとは言えませんが、頭がいいからテストの点数がいい。頭が悪いからテストの点数が悪いということではない。
ということです。
いかに必要だと感じアウトプットできるかです。
う”ぇる氏は中学、高校時代の成績はかなりの底辺です。
偏差値も40いくか、いかないか、くらいで高校も「もしかしたら入れない。」と言われたぐらい勉強ができなかったのです。
ですが、看護学生時代は、ほぼ5~10位以内と昔では考えられないぐらいの成績でした。
看護学校に入れば全員が0スタートなのです。
そしてう”ぇる氏は准看護学校から正看護学校へ入学しています。
准看護学生の時は午前中は病院で看護補助として働き、午後から学校へ行き授業を受け、夕方には病院へ戻り仕事をするといったことを2年間繰り返していました。
余は直に看護の現場を見ていたということです。
現場から得た情報は実践なのでインプットからアウトプット役立つ情報が満載なのです。
頭の良し悪しよりも、いかに必要だと感じインプットしアウトプットにできるかです。
その経験が成績にもつながったのかもしれません。

それでも、実際に働く現場ではそういうわけいかないのが現実。
いくら看護学生時代に成績が良くても、いざ病院で働いて仕事ができるとは比例はしないということです。
いくら成績が良かったとしてもすぐに現場で使うことができるかといったら、残念なことにすぐには使えません。
学生時代に学んだことと、実際に病院で働いて見ていることが、まだリンクしないし、忘れてしまうからです。
そこで新たに覚えなくてならないともたくさんあるからです。
「学生時代は好成績。でも現場にきたら仕事ができない。」
「学生の時は低成績、でも現場にきたら効率的に仕事を覚えてことができている。」
こういったナースをたくさん見てきました。
ではこの差はなんでしょうか。
これは明らかです。
アウトプットの量が格段に違うのです。
おそらく、新人の時にはたくさんなことを覚えるために、参考書や文献、Google検索などから情報を得てインプットすることが多いと思います。
しかし、問題なのがこのインプットした情報をすぐに使わないということです。
私たちは人間です。インプットしたことをいつまでは頭に入れとくことは難しいのです。忘れてしまうのです。これは学生時代から経験済みだと思います。
大切なのはインプットしたことをすぐにアウトプット、体験することです。
これができる人とできない人では差が明らかなのです。
人間はそれが必要だとわかると体験を通してインプットしやすいのです。
例えば
明日処置があり新人看護師が介助に付くことになったとします。
一方は直接介助につく新人看護師。
もう一方は処置には付かないけど、〇〇という処置をすると聞いた新人看護師。
双方が資料やマニュアルを調べ、次の日を迎えます。
どちらの方ができるようになると思いますか?
もちろん直接介助をした方ですよね。
インプットしてからその後、すぐにアウトプットできているわけですから。
処置につかない新人看護師はインプットはしたもののアウトプットという経験を通してないので、すぐのインプットしたことは忘れてしまうでしょう。
これは言われなくてもわかっていることって思うでしょう。
しかし、体験を通して覚えることが良いとわかっていても、実際にアウトプットできない人が多いのです。
残念ながらう”ぇる氏は、どうしたら頭が良くなり覚えがよくなるかは正直その方法は解かりません。
ですが、インプットしたことをすぐにアウトプットする。

そして、アウトプットしている方が遥かに多い人は、明らかに仕事を覚えるスピードが速い。これはう”ぇる氏でもわかる
先ほどは処置の介助に関して例をあげましたが、身体を動かすといった特定したものだけではありません。
口で出す。発言することもこれに値します。
自分で調べたり、研修でインプットしたことを口に出すのです。誰かに話すのです。誰かに話すことや機会がなければ独り言でも構いません。
インプットしたこと身体の中へ収納したままにしないことです。
そしてアウトプットすることでのメリットもあります。
アウトプットのメリット
アウトプットのメリットは
- 自己の記憶力がUPする
- 人に伝えるスキルが上がる
- 頭の中で整理されやすくなる
このメリットがあるだけでも仕事は楽しくなるかもしれません。
・自己の記憶力がUPする
インプットしたことを何度もアウトプットしていくと、自然に覚えていきます。
これは多くのナースも経験していることでしょう。常に看護業務というのはアウトプットしたことの繰り返しなんです。
そしてアウトプットしたことは、なかなか忘れることではありません。
例え、忘れかけていたとしても、その時の記憶や物品、出来事が引き金となって思い出すのです。
決して0ではないということです。
・人に伝えるスキルが上がる
人に伝えると言うことは決し簡単なことではありません。
自分は伝えたつもりでも、相手からしたら理解が得られていなかったりすることもあるからです。
しかし、これを繰り返しいくと、1回目の時は理解されなかったけど、2回目は内容は同じでも、ちょっと伝え方を変えたり、ジョークを交えたりと自分でも変換していくのです。
そうすることで伝え方のスキルが上がっていくのです。
・頭の中で整理されやすくなる。
アウトプットは「人に話す」「伝える」こともなります。
「人に話す」「伝える」という行為は自分自身の理解を深めますが、相手の理解をも深めることになります。
間違ったことを相手に伝えることができないからです。
そして人に伝えるていく過程で、更に必要な情報、不必要な情報が整理され、簡潔かつ解りやすいく整理されていくのです。
まとめ
今回「業務を効率よく覚えられる看護師と悪い看護師の差」について記事させてもらいました。ナースの仕事をしていてたくさんの人が「仕事を覚えられない。」と悩む人も多いと思います。「仕事を覚えられない。」とは明らかなアウトプットの差です。悩んでいる人はアウトプット意識すれば変わってきます。しかし、ここで大切なのはインプットとアウトプットはセットということです。これを繰り返していくことで、あなた自身のマインドも変わってくるでしょう。
コメント