看護師の仕事を辞めるか悩んだら、やるべきこと。

こんにちはう”ぇるです。
今回、看護師を辞めるか悩んだら実践してほしいことを解説させてもらたいと思います。
自分自身も看護師歴13年。現在では役職者として働いています。
看護師の仕事は忙しく、今現在でも非常に激務です。
仕事時間は不規則であり、身体的大変さに加え、人間関係など精神的負担も加わります。
そんなことが何年も続き辞めたと考えた人は少なくないでしょう。
大学や専門学校で辛い実習を乗り越え、国家試験に合格し看護師になったのに、今は諦めてしまってよいのでしょうか。
決して今の病院を辞めてもよいのか。
ということではありません。
看護師という仕事自体を諦めてしまうことです。
看護師という仕事はもちろん大変な仕事ではありますが、なぜ、看護師を目指したのかもう一度振り返ってみてはどうでしょうか。
看護師を辞めたい理由
職場の人間関係
看護師は人間関係で悩む人が多い傾向にあります。
実際に現場の声を聞いても、Twitterを見ていても明らかです。
実際にう”ぇる氏自身も人間関係に悩んだ1人。
まだ看護師は女性が多い職場です。
それ故に女性特有である派閥があったり、先輩や役職者とうまくいかず、辞めたいと思ってしまう人は多いでしょう。

私たち看護師は常に生と死の隣合わせにいます。そんな緊張感の中で精神的負担が加わるわけですから、気持ちに余裕がなくなり特に辛いと感じてしまうでしょう。
残務が多く、有休すら消化できていない
看護師の仕事は朝は1時間以上前から来て夜遅くまで働くなんてことも多いです。
働いた分だけ残業手当が出るわけではありません。
その忙しさから、辞めてしまう人は多く、常にマンパワー不足になっています。
それが悪循環となり仕事も休めな状況となっています。
何年も働き有休はあるものの、スタッフの人数が足りなく仕事をしなくてはなりません。
有休を使えるとすれば親族が亡くなったときなど、やむを得ない場合だけ。
個人の理由では使わせもらえず、結局は有休が消化できなく捨てられることもあるでしょう。
働いた分だけの残業手当はでない。
休みだってもらえない。

何のための働いているか解からなくなり、看護師を辞めていく人も多いのが現実です。
看護師の仕事に向いていないと感じてしまう
これは新人看護師に多い傾向にあります。
失敗も多く患者さんともうまくコミュニケーションが取れない。
「何度も点滴や採血を失敗してしまう。」「何度やっても覚えられない。」
「患者さんか罵声を浴びせられる。」「クレームが来る。」
といったことが、積み重なり自分に自信をなくしてしまいます。
しかし、こればっかりは職場をかえればどうにかなる問題ではありません。

自分自身、自覚し考える必要があります。
看護師を辞めたいと悩む前に考えるべき点
職場の人間関係、過酷な残業、看護師の仕事への自信。
どれをとっても簡単に解決できることではありません。
しかし、それを少しでも解決させるために、自分自身は何か行動していますか?
すべて人のせいにしていませんか?
というところです。
人のせいにすることは簡単なことです。
自分自身が行動しないことも楽です。
ですが、それでは何も変わらないのもまた事実です。
人間関係に悩むのであれば、人間関係の構築について勉強はしていますか?
人は皆、それぞれです。
自分自身の感覚だけで人と向き合ってはいませんか?
残業が多いと思うのであれば、自分自身に無駄はありませんか?
打開策を提案していますか?
看護師の仕事が向いていないと思うのであれば、何に対して向いていないと感じてしまうのか?
自分と向き合っていますか?
それに対して自身で解決策を考え実践していますか?
厳しいことを言うかもしれませんが、現在も看護師を続けてこれた人は少なくても、自分なりに考えたり、人に相談したりして乗り越えてきた人たちです。
何もせずに何かを得ようとするのは、正直難しい職業かもしれません。
看護師を辞めたいと思う前に、もう一度振り返ってみてはどうでしょうか?
自身が行動していないことがたくさんあるかもしれません。

行動することで改善できることも克服できることもたくさんあります。
まずは行動してみましょう。
そこから自信につなげていくことができれば、看護師の仕事の辛さも減っていくでしょう。
実は環境問題ってことも
職場の人間関係、過酷な残業、看護師の仕事への自信といったことは、自身の問題で解決につながることもありますが、実は今の病院が合っていない。
という可能性も十分にあります。
病院によってはスタッフの年齢層、診療科、急性期なのか慢性期なのかによっても人間関係や残業も大きく変わってきます。
自分自身は頑張りたいけど、チャンスがもらえる環境ではなかったりもします。
そういった場合は、診療科を変えてもらったり、思い切って転職を考えていけば良いと思います。
たかが、1つの病院のために、わざわざ看護師までは辞める必要はないでしょう。
もう1人の自分を探してみよう
看護師は仕事の形態が不規則だったり、忙しく身体的にも疲弊してきます。さらに人間関係に悩まされたりと精神的負担も加わわります。
気がつけば家と病院の往復だけになってしまい、ストレスも積み重なっていくでしょう。

「看護師の仕事を辞めるか悩むし、このストレスだってどうにかしたい。」と考える人も多いと思います。
仕事を続けている人は、仕事とプライベートの両立がうまいのも確かです。
仕事以外では仕事のことも全く考えないのです。
何かに一生懸命になっているときは「無」になれるのです。
その「無」の時間を増やしていくのです。
う”ぇる氏はこのブログがそうです。

ブログを書いているときは「無」になりながら楽しんでいます。
「結局、看護師の仕事のこと書いていない?」
と思われるかもしれませんが、働いている病院に頼まれて書いているわけではありませんし、誰かと書いているわけでもありません。
個人として自分が好きで書いているので全く辛くありません。
今はコロナウィルスの影響で外出も厳しくなっていますが、
女性だと
- 読書
- お菓子作りや料理
- ヨガ
- 筋トレ
- 楽器(ピアノ、ギター)
など在宅でも夢中になれることをして楽しんでいる人も多いです。
「夢中になれるものがない。」と思う人もいるかもしれませんが、まず情報収集したり思いついたものを挑戦してみてはどうでしょうか?
もちろん自分が得意とすることや詳しいことをブログにするというのも良いかもしれません。
まずはやってみましょう。
看護師を辞めたい悩みも何かのきっかけで変わってくるかもしれません。
まとめ
看護師という仕事は辛い職業ではありますが、やりがいもある仕事です。だから、看護師に道に進む人も多いのだと思います。しかし、そのギャップから心身ともに疲弊し辞めていく人もまた事実。辞めることは簡単です。いつでもできます。「看護師を辞める。」と思う前に、まず、自分で対処できる方法を見つけ実践しましょう。その努力は時には人にまで変化を与えるかもしれません。
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