「看護師」リーダーとリーダーシップの違い

3年目看護師

 

リーダーとリーダーシップの違い

 

こんにちはう”ぇるです。

 

今回リーダーとリーダーシップの違いについて記事にしたいと思います。

 

「3年目看護師」の今後をどう考えるか。のブログでリーダーシップを学んだ方がよいと記事にしました。

 

3年目ナースはリーダー業務をやり始める人も多いかもしれません。しかしリーダー業務とリーダーシップは違うと言うことです。

 

では、その違いとはなにか?

 

リーダーとは

役割としてなさなくてならない単なるポジションとなります。

 

おそらく現場でもあるでしょう。

 

リーダーとしてやらなくてはならいことを行う。スタッフに伝える。

 

これはリーダーとして行うポジションとなります。

 

リーダーシップとは

目標に対して到達するために、周囲を導くことです。

 

リーダーシップとは

リーダーシップとは

 

例えば、

友人5人で旅行に行くとします。

 

その内4人は沖縄に行きたい。

 

しかし、1人は北海道へ行きたいとします。

 

そしてリーダーシップを発揮できる人はこの4人を連れて北海道へ旅行にいくのです。

 

ただこれは強引に連れていくのとは違います。

 

そのリーダーは北海道へ行く目的を細かく伝えるのです。

 

沖縄と北海道では気候も違います。

 

街の雰囲気や自然環境も違うでしょう。

 

交通料金や持ち物など、あらゆることを説明し北海道へ行く意図を説明します。

 

そして最終的にその4人が北海道に行き北海道にきて良かった!!と納得させるのです。

 

この間にはマネジメントという部分も関わってきますが、これがリーダーシップという役割になるのです。

う”ぇる
う”ぇる

どうですか?簡単なことではないですよね。正直う”ぇる氏も10年以上のナース歴はありますが発揮できていないことも多いと思います。

 

これは知識や技術だけでは、まかなえない部分になります。

 

技術は経験によって積み重ねレベルが上がってきますが、リーダーシップは参考書をみても量が膨大すぎて、理解することが難しいのです。

 

もし1人のリーダーが間違ったリーダーシップを行うとスタッフはどんどん辞めていくことになるのです。

 

実は以前う”ぇる氏がいる病院でもありました。

 

そのナースは20年近くのナース歴があります。

 

知識、技術もあります。

 

しかし、スタッフ理解させるという面が全くできない。

 

リーダーシップが発揮できず、何人ものスタッフが辞めていきました。

 

長年働いていてもリーダーシップを間違える人はたくさんいてリーダーと混在してしまっているのです。

 

そもそもリーダーという存在すら勘違いしているんのです。

 

だからリーダーとリーダーシップは両立させていかなくてはならないのです。

 

これを聞くとリーダーなんかやりたくないとムリと思いますよね。

 

まず目標を立てること自体がムリってなりますし導ていくのもムリって思います。

 

しかし、う”ぇる氏が思うに大きく考え過ぎなくてよいと思います。

 

例えですが、友人と旅行や食事など、何かをなげかけたとします。

 

それに対してそこに行きたいと納得させるような説明を付け加えたりしませんか?

 

そして実際に行って楽しむことができた。

 

更に言うなら、寝たきりの患者さんを車椅子へ乗せようと目標を立てます。

 

その患者さんを車椅子へ乗せる意味をスタッフへ説明し、納得したうえで車椅子へ乗せるのです。

 

そして、車椅子に乗せることで患者から笑顔が見られた。食事量がUPしたからスタッフもうれしかった。これも目標達成です。

 

これも1つのリーダーシップだと思います。

 

実は日頃からやっていることがリーダーシップを発揮していることにつながっていると思います。

 

しかし、どういった目標を立てるかで大きく変わってきます。

 

大きければ大きいほど達成は難しくなってきます。

 

その目標を描かせたときにどんなメリットがあるか。先ほどのように楽しいと思える。

 

やって良かったと思えるような絵を描かせないといけないのです。描かせずに、ただ単に「ヤレ!」と言っても頭にくるだけです。

 

なので個人ものではなく、みんなが求めるものでなくてはなりません。

 

と、言いたいところですが、個人の目標がダメという訳ではないのです。

 

いかにしてみんなが求める目標へ、変換できるか。でもあります。

 

最初に目標を掲げた時はだいたいは個人であることが多いと思います。

 

う”ぇる
う”ぇる

たまに先輩ナースにこんなことを聞くことがないですか?

 

「昔は○○だったけど、今は○○になってだいぶ変わったんだよ。この先さらに○○させていかなくちゃならならないね。」

 

みたいな。

 

「昔はこんなに辛かったことがあって、改善して今はここまで変わった。でも、もっとよくして行きたい。」という目標です。

 

これを説明することができたら、個人の目標からみんなの目標に変換しやすくなります。

 

う”ぇる氏もそうです。

 

過去に嫌だったこと。

 

辛かったことを繰り返したくはないし後輩ナースにも経験してほしくはありません。

 

共感してもらえるような話をすることも大切だと思います。

 

もしリーダーシップを行うにあたって迷ったら

リーダーシップを行うにあたって迷ったら4つのことをやってみてください。

・自分のやってみたいことを1つでもいいから書き出す。

・過去に嫌だったこと。辛かったことを書き出す

・実行することによってどう変わってくるかを書き出す。

・そしてプレゼンする。

この4つを順に行っていけばやりやすいかと思います。

 

トップダウン型とボトムアップ型

リーダーシップを発揮するうえでトップダウン型とボトムアップ型というものがあります。

 

トップダウン型

トップが目標を設計して説明し魅力を感じてスタッフがついてくる。

 

ボトムアップ型

スタッフそれぞれが魅力的な目標を考え実行する。

 

ほとんどの人はボトムアップ型になってくるのではないかと思います。

 

人それぞれの目標があった場合に、それを一度にすべて行おうとすることは難しいです。

 

そして、まとまった目標をトップに話したときに納得してもらわないと、実行が難しいという点もありますが、スタッフの意見がまとまったときには大きな力が発揮することになります。

 

実際に、今これを実行するのは難しいと思いますが、リーダーシップ力をつけてきたときに、ぜひ取り入れてもらえたらと思います。

 

今はこれができないから、仕事が楽しくないしやりがいもない。

 

個々の意見に取り組むことができたらやりがいも出て楽しくなってくるはずです。

 

まとめ

今回リーダーシップについて記事にさせてもらいました。今回、書いたことが必ずしも正しいものとは限りません。リーダーシップは先ほど書いたように参考書は山のようにあります。参考書を見るだけでも頭が痛くなってくるし理解するのも難しいです。しかし、ナース歴が長い人はこのリーダーシップの研修を受けてこなかった。もしくはながく経験していくうちに変化してしまったこともあるかもしれません。だから若いうちからリーダーシップを学び発揮してほしいのです。今は精神的安定を求める時代です。リーダーシップを発揮できないと後輩スタッフは次々スタッフはいなくなります。そして自分の負担の増え、自分自身が追い込まれていくのです。すべてがマイナスなのです。リーダーシップの研修だけでは限度があります。院内だけの研修だけではなく、院外の研修も参加して自分自身のマインドもしっかり持てるようにしていけると良いかもしれません。う”ぇる氏もリーダーシップの研修はこれからも受け続けていきます。

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