看護管理職を目指す実践すべき行動

こんにちはう”ぇるです。
看護師歴13年、看護管理者となって5年が経過し現在は看護副師長をしています。
う”ぇる氏は看護師になって一度転職を経験しています。
今の病院に転職してから8年。
3年目の時に主任になり、主任を3年経験してから副師長になりました。
一般的に考えたら早い昇格ではないかと思います。
看護の世界では比較的に年功序列、経験年数10年経たないと役職者にはなれないといった病院もあるかもしれませんが、最近ではそういった傾向も少なくなっています。
実際にう”ぇる氏の同年代、後輩、先輩でも年功序列は関係なく、経験年数10年未満の人でも役職者になった看護師は数名います。
どういった人が役職者になったのか。
これは「野心的な人」だと思っています。
早い段階から役職の抜擢された人は話を聞いていても野心が強い傾向にあります。
「目標を持ち、結果を追い求める人」です。
話を聞くと
「私は今の病棟環境を変えたくて行動した。」
「私は病院の看護システムを変えたくて行動した。」
「看護教育を変えたくて行動した。」
看護師はチームワークが必要になってくる仕事です。
1人の力だけではどうしようもありません。

スタッフからも意見求め共有し、納得した上で行動する。
必ずそこには目標があることです。
うまく行くこともあれば、行かないこともある。
しかし、そこには「行動した。」という評価があるのです。
自分の病院にどれだけ変化を求め行動している人はいますか?
おそらく多くはないと思います。
だから目標に向かって行動をした人が早い段階で昇進するのです。
具体的にどうように行動したのか

自分の経験談にはなってしまいますが、う”ぇる氏も今の病院に入職した当時、人間関係、看護業務、他部署との連携どれをとっても最悪でした。
この最悪だらけ状況をとにかく改善したいと勝手ながら思っていました。
既卒者がいきなり、悪いところ指摘したところで反感を買うだけです。
なので一番、スタッフの負担となっている看護業務。
デメリットになっているところを改善することを目標にやっていきました。
清拭の周り方や回診、処置、記録といった方法の改善案を師長と主任へ相談し病棟会やカンファレンスで提示。
そしてスタッフと共有し、みんなが納得した上で実践する。
さすがに最初からすべてを変更するのは難しいです。
元々いたスタッフは今までのやり方に慣れています。
「ではそれを明日からすべてやってみましょう。」
というわけには行きません。
清拭な清拭、処置なら処置など1つの業務に絞って改善していきます。
実践しダメならまた話し合い、改善していく。
そして形になった段階で次の改善案を提示するということを繰り返し行っていきました。
繰り返していく内に主任になる話を頂き、引き受けました。
既卒者が早い段階で役職者となる訳ですから元々いるスタッフからは少なからず反感はありました。
ただ、その人達にはない目標が自分にはあったので、気にしてもいられませんでした。
主任になると役職者会議に参加することになります。

主任になる前から目標にはしていましたが、一番改善したかったのが、人間関係。一番大変でした。
これだけは一筋縄にはいきません。
う”ぇる氏が働いている病院はそこまで大きくありません。
人間関係で悩み部署移動という選択肢は限られてきます。
そうなると選択肢は退職という形になってしまうのです。
でも、う”ぇる氏はこの問題をとにかく改善したかった。
この問題を役職者会議に提案したり、ときには身を削り看護部長へ直々に話したりすることもありました。
改善するのに約2年程かかりましたが、今では人間関係で退職する人はゼロです。
スムーズに辞めるために、人間関係で退職することを言わないスタッフもいたかもしれませんが、退職者が激減したのは確かです。
行動した人は間違いなく評価される

う”ぇる氏も男性看護師でもあり、正直昇進を考えなくはありません。
年功序列のイメージも強く既卒者でもあることから、実際は難しいのが現状だと思っていました。
しかし、「改善した。」「変えたい。」という気持ちは強く「野心」があったのは確かです。
う”ぇる氏の同僚や先輩、後輩が早い段階から昇進した人は、少なからず目標をもって結果を求めていました。
例え些細なことでも成功を積み重ねていく。
その時は結果が出せなかったとしても、何度も挑戦し行動し続けたからこそ評価をされたと思っています。
まとめ
今回、管理職を目指すための行動について記事にさせてもらいました。初めから管理職を目指す人はいないでしょう。例え経験を積んでも今の時代「私は管理職になる。」と思う人は今の時代少ないかもしれません。管理職にならなくても変えられることはあると思いますが、管理職にならないと変えられないこともたくさんあります。自分が働いている病院、病棟を変えたいと思っている人は、ぜひ挑戦して頂きたいです。
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