「看護師」業務に変化を嫌うことは難しい。ブレーキをかける存在

看護師教育

 

看護業務に変化を嫌う人

こんにちはう”ぇるです。

 

今回看護業務に変化を嫌う人をついて記事にしていきたいと思います。

 

私たちが携わる医療は日々発展していっています。

 

治療や薬、技術と新しくなり変化していっているのです。

 

これは医療だけではなく日常生活でも変化していることはわかっていることだと思います。

 

しかし、日々、医療が変化していっている中でも看護業務の変化を嫌う人がいます。

 

「もっとこうした方がいい。その方が患者、看護師にとってもためになる。」とか既卒者の人が提案しても「うちではこのやり方だから。」病棟や委員会で持ちかけても、現在やっていても特に問題もないから、面倒という一言でやろうとしない人もいます。

 

確かにながくその方法が定着すると、それを変えてまた新しく覚えなければいけない。

 

慣れないと残業につながることもあるかもしれません。

 

ですが、変化を嫌がり、面倒と思っていたらこれは大変なことにつながります。

 

だいたいこういった人には特徴があります。

  • 看護歴がながい人
  • 看護歴はながいがずっと同じ立ち位置にいる人
  • 年配者
  • そもそも学ぼうという意識が、もうない。

という人があげられます。

 

「特に今のままで困ったことはないし、特別給料が上がるわけでもないし、そんなことやるだけ無駄。

 

それよりも現状を維持していたい。今よりか忙しくなるのが嫌。」という単純な動機です。

 

う”ぇる
う”ぇる

そして、こういった人は口をそろえて言うのです。忙しいと。

 

忙しいという理由をつけ新しくやることを拒むのです。

 

しかし、実際はどうでしょうか。本当に忙しいのでしょうか。

 

確かに忙しく、やることがいっぱいあり、日々残業をしている人も中にはいます。

 

ですが、椅子に座っている時間もながく、ほぼ定時で帰る人もいます。

 

う”ぇる氏の病院でも椅子に座っている、ほぼ定時に帰っている人が忙しいと言い、変化を嫌っています。

 

変化を嫌うことは現実的に難しい

先ほども書いたように日々、医療や生活は変化していっているのです。

 

正直、変わらないということは現実的には難しいのです。

 

逆に現状を維持する方が難しいことなんです。

 

治療や薬、国から政策は常に変わってきているのです。

 

これを日々、私たちは取り入れていかないと、時代に合わせて行なっていかないと維持できないのが現状なんです。

 

まだ若いスタッフは、知識も浅く、解からないことだらけです。

 

しかし、現在の方法を着々と吸収していくのです。

 

そして先輩ナースは経験値だけで仕事をし後輩ナースからはあっという間に抜かれるのです。

 

ですが、一番怖いのが、たとえ抜かれたとしても、何とも思わない先輩ナースです。

 

最後まで自分の経験値だけで仕事をこなそうとすることです。自分はそれで別に誰にも迷惑をかけていないと思っているのです。

 

う”ぇる
う”ぇる

イヤイヤ。自分がそう思っているだけで周りには多大な迷惑がかかっている

 

ということなのです。

 

今以上のスキルをつける、つけないは、その人の考え方で自由かもしれません。

 

しかし、決めた事を行なわなかったことで、インシデントが起きるかもしれないのです。

 

しっかりやっている人へ迷惑をかけるかもしれないのです。

 

ただただ、行わなかった人はマイナスになっているだけなんです。

 

現状は変えたくない。特に新しく学ぼうとうも思ない。

 

とりあえず、それなりに仕事はしている。

 

それでいったい何が悪いのか。と思うでしょう。

 

確かにこういった人たちも、よく働いていると思います。

 

いないことで不利益にもつながるかもしれません。

 

う”ぇる
う”ぇる

決して存在を否定しているわけではありません。その考え方、思考は続きませんよ。

 

ということなのです。

 

変化にブレーキをかけている存在は

おそらく病院には、看護基準や看護手順といったマニュアル化したものが無数にあります。

 

この基準や手順が時にはネックになることもあるのです。

 

基準や手順は解からないとき、忘れてしまったとき、困ったときには大変役に立つツールなのは確かです。

 

しかし、このやり方がいいと思っていも「基準、手順にはこう書いてあるから、とりあえずこのままの方法でやろう。」という意識になってしまうのです。

 

これが変化を嫌う悪いところでもあります。

 

何度も言うように日々、変化しているのです。

 

その時は良いと思った基準や手順でも、今となっては合っていなかったらり、もっと良い方法があったりします。

 

これを考えることができるだけでも、マイナスになることはないと思います。

 

後は、それに対してどうアプローチするかです。

 

基準という存在が変化を嫌い、進行を妨げてる原因の1つであるかもしれません。

 

もう1つが先輩ナースの言っていることは絶対と思ってしまうことです。

 

知識もない、技術もない経験もない1年目ナースにはまだ難しいことかもしれません。

 

ですが、3年がたち、5年がたったときに先輩ナースを見てどう思いますか?

 

少なからず「何か違う。そうでないのでは。」と疑問視したことがあるのではないでしょうか。

 

これは、明らかにインプットの差です。

 

3~5年間、今を積み上げたナースと何十年と変わらなかったナースの差なのです。

 

なのに先輩ナースが正しいと思ってしまうこの風潮。

 

う”ぇる
う”ぇる

ハッキリ言ってヤバいです。

 

これが続く限り、マイナスなのです。

 

経験を重ねれば重ねるほどその先輩ナースにとって不自由はなくなり居心地がいいのです。そしてそれを知った後輩ナースもその風潮にのまれていってしまうのです。

 

その風潮にのまれないためにも、常日頃から疑問視していく必要があります。

 

「果たしてそれは、必要なことなのか。」「メリットはあるのか。」「今、行うべきことなのだろうか。」など疑問に思ってください。

 

既卒ナースが以前の病院でやってきたこと、スタッフが研修で得た情報や知識はすぐに活用し実践し評価していくべきなんです。

 

おそらくそれでも、変わりたくないという人はいるでしょう。

 

変わらない自分、今のままのマインドをもっている自分。

 

その方が楽です。

 

気持ちもがわからんでもないです。

 

しかしこれはマイナスであって何も生まないのです。

 

同じ道を後輩ナースが辿っていく可能性が高いこのです。

 

人間なんです。

 

どうしても楽な道へは進みたがります。

 

それに誰かを巻き込んでしまうことも考えられるのです。

 

そしてこのままだとダメだと思う人は意識を変える必要があるのです。

 

これを維持するというこは大変なことでもあります。

 

一番疲れるししんどいです。

 

無意識の状態は現状維持であり、行動にブレーキをかけています。

 

しかし、無意識に抵抗し意識して継続的に続けていくことで、次第に意識が無意識に変わってきます。

 

決して無理をしなくてもできるようになってくるのです。

 

あいさつがよい例だと思います。

 

う”ぇる
う”ぇる

あまり普段からあいさつをしていなかったけど、意識するようになったら自然と毎日するようになった。

 

これが変化をしていくということなのだと思います。

 

変化をイメージする

そしてもう1つ大事なことがイメージです。

 

この業務を変えることで、スタッフや自分にどのような変化をもたらすかなどの、成功をイメージすることです。

 

最初はぼんやりしたものかもしれませんが、徐々に点と点がつながりハッキリしたものになってくると思います。

 

成功のイメージは行動にも変化が出てきます。

 

私たちナースもナースになることをイメージしそれに対して行動し現実にしていったのです。

 

すべての生活においてイメージから行動しているものが多いのです。

 

私たちの仕事は自分だけの問題ではありません。

 

周りのにも多くの人が関わってきます。

 

うまくいかないこともたくあんあります。

 

それでもイメージがない限り実現は難しいことだと思います。

 

まとめ

私たちナースは医療が常に変化していることは認識していながら、先の未来よりも今の自分を大切にしてしまう傾向にあることは違いないと思います。それを作りあげているのがマニュアルや先輩ナースという存在なのかもしれません。マニュアルや先輩ナースの存在によって良いこと、頼りになることも計り知れないでしょう。しかし、時によっては、よりよいやり方にブロックがかかってしまい行動できない意識にさせてしまう。そして変化を嫌う。意識をしないという行動が現状維持、行動にブレーキをかけてしまうという悪循環になっているのかもしれません。変化を変えるということは大変なことかもしれません。疲れることかもしれません。でも現状維持するほうが大変なんです。難しいのです。少しでも意識を変えるために成功のイメージから行なうこともよいのかもしれません。

 

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